Visual Studio Online でのビルド時に Git のコミットハッシュを埋め込む
ビルド時にどのソースバージョンのものを使ったかを知りたいことがあります。
下記の記事を参考に Visual Studio Online(VSO)で ビルドしたアセンブリに Git のコミットハッシュを埋め込んでみました。
手順は以下です。
- PowerShellで AssemblyInfo.cs の書換スクリプトを作成する
- VSOでのビルド定義に、作成したスクリプトの実行ステップを追加する
1. PowerShellで AssemblyInfo.cs の書換スクリプトを作成する
書換スクリプトの大枠は参考記事とほぼ同じで、2か所だけ変更しました。
Git のコミットハッシュ変数
VSOのビルド時における Git のコミットハッシュは $env:BUILD_SOURCEVERSION
で取得できます。
AssemblyInfo.cs の場所
$env:SYSTEM_DEFAULTWORKINGDIRECTORY
を基準にパスを直接書いています。
どちらも使える変数は以下のサイトが参考になります。
最終的なスクリプトはこちら。 gist.github.com
2.VSOでのビルド定義に、作成したスクリプトの実行ステップを追加する
赤枠のように PowerShell の実行ステップを追加します。
Git にあげた書換スクリプトを設定します。
確認
exeのプロパティから確認できました。
Git コミットハッシュ表示カッコいい!